インターネットの利用状況

 インターネットを、仕事や学校を除く生活の中で利用している人が66%に上ることが、本社加盟の日本世論調査会が9月23、24日に実施した「ネット社会」に関する全国面接世論調査で分かった。ネット利用者が世代を問わず広がっていることが明らかになった。

 ネット社会の将来に期待と不安のどちらが大きいかを問うと、「期待」「どちらかといえば期待」が計44%だったのに対し、「不安」「どちらかといえば不安」が計53%で上回った。年代別では若い人ほど期待する傾向となり、若年層(30代以下)で62%、中年層(40~50代)で51%、高年層(60代以上)で30%となった。

 ネットをよく利用する端末を二つまで尋ねたところ、スマートフォンが81%と最多で、パソコンが68%。1日の利用時間は39%が「1~3時間」、33%が「30分~1時間」だった。

 主な利用目的を二つまで尋ねると「検索」(59%)、「ニュース閲覧」(42%)と情報収集が多く、「メール」、「SNS」がそれぞれ30%。「ショッピング・オークション」は16%だった。

 将来に対する期待と不安の具体的な内容をそれぞれ二つまで聞くと、期待は33%が「遠隔診療の普及」、32%が「役所に行かなくても手続きが完結する」を挙げ、「労働時間短縮」(27%)、「自動運転」(24%)が続いた。一方、不安は44%が「個人情報流出」を挙げた。ネット関連で実際に自分や家族が被害を受けたことがある人は6%、友人・知人が受けた人は11%いた。

 ニュースを主にどこから入手しているかを二つまで尋ねると、テレビが81%、新聞が55%と既存のメディアが多く、ヤフーなどのニュースサイトが28%、ネットの記事や書き込みなどを集約した「まとめサイト」は12%。

 情報源の信頼度に関する問いでは、新聞(運営するニュースサイトを含む)が47%、テレビ(同)が38%と高かった一方、ニュースサイトは5%、まとめサイトは3%だった。米大統領選のように、事実ではないフェイク(偽)ニュースが社会に影響を与えることが日本でも起こるかを尋ねると「起こり得る」が58%、「ある程度起こり得る」が32%で、計90%に上った。

 【注】小数点1位を四捨五入した。

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