撮影時を振り返り盛り上がる手塚昌明監督(左)と造形師の若狭新一さん=佐賀市のシアターシエマ

 佐賀市の佐賀県立美術館で開催中の「特撮のDNA展-怪獣の匠(たくみ)」に合わせ、怪獣造形の第一人者若狭新一さんと、ゴジラ映画の監督手塚昌明さんのトークショーが7日夜、佐賀市のシアターシエマであった。制作時の裏話などを明かし、参加者は興味深く聴き入った。

 1954年公開の初代「ゴジラ」の上映後に対談した。共に作り上げた「ゴジラ×メカゴジラ」(2002年)で、肝心のメカゴジラのデザインがなかなか決まらず、苦労した体験などを振り返った。

 若狭さんは特撮展の見どころも挙げ、初代ゴジラ造形師、利光貞三さんが手がけた小さなゴジラの造形物を「ゴジラへの思いが見える」と評した。手塚さんは「ゴジラ×メカゴジラ」で使った水中撮影用のゴジラのスーツに「360度どこから見ても飽きない」と思い入れを語った。

 終了後、「若狭さんのゴジラは生きているような感じ」と、若狭さん本人に感想を伝えた藤田透君(9)=弥生が丘小3年=は、サインをもらって満足そうだった。

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