作品を鑑賞する来場者=小城市の「ゆめぷらっと小城」

 熊本県在住で両腕義手の画家大野勝彦さんの作品展が、小城市小城町の「ゆめぷらっと小城」で開かれている。阿蘇の雄大な自然を描いた風景画などに大野さん自作の詩を添えた画文調の作品約60点が並ぶ。9日まで。

 作品展は、県内の大野さんのファンが熊本地震で被災した阿蘇の個人美術館を復興するため、昨年に続いて開いた。入場料はすべて復興費に充てられる。

 作品は、熊本地震発生以降に描いた新作もあり、草原を勇壮に駆け抜ける馬の群れを描いた墨絵風の作品には「思った時には走り出している私がいます。それが自慢です」と、美術館復旧にかける大野さんの思いが絵と文章に込められている。

 作品展を主催する中学教諭の松田輝昭さんは「美術館は今年4月に再開したが、アクセスする道路はまだ寸断されたまま」と話す。8日午後3時半からは、大野さんの講演会もある。

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