唐津市の林正樹市議(69)=展望会、1期=の市議会一般質問での発言で名誉を傷つけられたとして、元唐津市建設部長の男性(69)が、林市議にケーブルテレビによる謝罪広告と182万円の損害賠償を求める訴えを佐賀地裁唐津支部に起こした。訴えは4日付。

 訴状などによると、林市議は9月13日の一般質問で、2013年に着手した西城内の市道改良工事について質問した。工事に伴い、財団法人理事長の私有地と市有地の交換があり、市議はこの財団理事の女性を実名で挙げた。さらに女性の夫が市の元建設部長であることを付け加え、「忖度(そんたく)はなかったか」と発言した。

 市執行部は「議員の質問の関係性がよく分からない」などと答弁。林市議は直後に発言を取り消したが、ケーブルテレビの「チャンネルからつ」やインターネットで生中継されていた。

 元部長は6日の会見で「疑わしいことは何もなく、これまで謝罪もなかった。議員の資質に問題がある」と批判した。林市議は「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」と話している。

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