千枚目となるタオル帽子を中川原章理事長(左)に贈る豊増三枝子さん=佐賀市の県医療センター好生館

千枚目となるタオル帽子を中川原章理事長(左)に贈る豊増三枝子さん=佐賀市の県医療センター好生館

 抗がん剤治療で髪を失ったがん患者のためにタオル帽子を贈っている「鳥栖タオル帽子の会」(豊増三枝子代表)が3日、千枚目となる帽子を県医療センター好生館(佐賀市)に贈呈した。約15人のメンバーが1枚ずつ手縫いしており、5年間で節目の千枚に達した。

 豊増さんが好生館を訪れ、中川原章理事長に色とりどりのタオル帽子を手渡した。中川原理事長は「特に女性の患者にとって脱毛はこたえる。患者から本当に喜ばれており、活動されている皆さんの思いに感謝したい」と述べ、帽子制作に使うタオルを贈った。

 母親をがんで亡くした鳥栖市出身の豊増さんが「がん患者のためにできることはないか」と2012年10月から活動を始めた。メンバーは月に1回集まって帽子を作り、好生館など県内外の4病院に贈っている。

 患者からお礼の手紙を受け取ったことから、千枚目は好生館に贈呈した。豊増さんは「帽子を作って良かったという気持ちにさせてくれた。今後も地道に活動を続けたい」と話した。

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