若いころから作りためた彫刻22点を展示している田中孝さん=上峰町の特別養護老人ホーム「野菊の里」

 上峰町の作家田中孝さん(88)の彫刻作品展が、同町の特別養護老人ホーム「野菊の里」で開かれている。20代から現在まで作りためた彫刻の中から厳選した22点を並べ、来場者を楽しませている。9日まで。

 田中さんは太平洋美術会や佐賀美術協会に所属。佐賀大学で彫刻を学び、現役時代は小学校、中学校で美術などを教えてきた。退職後は本格的に彫刻に打ち込み、1年に1点のペースで公募展に出品する作品などを制作している。

 作品展では、人物像を中心に展示。1953年の第3回県展での初入選作や、68年の県展で佐賀新聞社賞を受賞した「帽子の女」など、彫刻人生の節目となった作品を展示している。来場者は人物像の様々な表情に見入っていた。

 田中さんは「知り合いや家族などを題材にした作品が多い。多くの人に見てもらえれば」と話している。入場無料。観覧時間は午前9時~午後5時。

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