「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」(2000年)のゴジラ。造形は若狭新一氏。 全高約180cm、頭から尻尾の先までの長さは約4mにも及ぶ

実行委員会に聞く「特撮のDNA」展のみどころ

 日本が世界に誇る“特撮”の魅力を紹介する「特撮のDNA」展が、いよいよ9月29日よりスタート。実際の撮影に使用されたゴジラの怪獣スーツをはじめ、戦車やロケットのミニチュア、ジオラマなど200点以上を展示します。ぜひ会場に足を運んで、子どもから大人までを魅了してやまない“特撮”の世界を体験しましょう。

「特撮のDNA」というタイトルに込められた意味

特撮のDNAが詰まった濃い内容が評判の展覧会公式図録は、会場で2500円(税別)で販売

 「特撮」と聞いて思い浮かべるものは世代によりさまざま。戦闘機や軍艦が活躍する戦記もの、大怪獣、変身ヒーローなどなど…。しかし、いずれの世代もわくわくドキドキと胸を高鳴らせ、「特撮」に憧憬を抱いています。それは、あたかも私たちの体内に特別なDNAが宿ってしまったかのよう。世代を超えて受け継がれている特撮への愛着心、特撮のもつ不思議な吸引力を「特撮のDNA」というタイトルに込めました。
 またこの「特撮のDNA」は、実際に製作に携わった作り手側の人たちの技術や仕事への情熱が連綿と次の世代へと受け継がれていることを指すと同時に、怪獣映画やソフビ人形で育った少年がやがて大人になり、その子どもたちも怪獣好きになっていくという連鎖が観客側でも受け継がれていることを指しています。そのため、「特撮のDNA」展のオリジナルのキービジュアルは二重螺旋になっており、作り手と観客の密接な関係性を表現しています。


「特撮」の魅力とは?

有名な 「♪モスラの歌」 知ってますか?? 小美人のミニチュア 「モスラ」(1961年) H24×W20×D16cm

 誰も見たことがない世界や実際にはあり得ない事象を映像化するために、歴代の特撮マンたちは知恵を絞り、あらゆる工夫と努力を重ね、私たちを驚かせ楽しませる映像作品を作ってきました。「映像で驚かせること」に至上の喜びを感じる特撮マンたちの仕掛けに、素直に「びっくり」して「驚いて」ください。その世界にどっぷりとつかること、思う存分想像の翼を広げることが、特撮の楽しさです。特撮は、世代も性別も関係なく、すべての人が映像を通して体験できる極上のエンターテインメントといえます。

展覧会のみどころ、グッズなど

ゴジラの頭部 「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」(2003年)H58×W40×D62cm

 佐賀展では、特に「怪獣の造形」「造形師の仕事」にスポットをあてた展示構成としています。架空のキャラクターにカタチを与え、さも存在するかのような生き生きとしたリアリティーを表現する、「怪獣の匠」たちの作品にご注目ください。特別協力のM1号によるオリジナルソフビをはじめ、佐賀展限定グッズも販売予定です。詳細は随時ホームページやTwitterで発表していきますので、お楽しみに。
 また、11月17日全国公開の、ゴジラシリーズ初のアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』の最新情報(場面写真やコンセプトアートなど)も展示します。劇場にお出かけの前に、こちらもぜひチェックしてください。

ゴジラの頭部メカニック 「ゴジラ」(1984年) コンピュータで制御され、油圧で口を開き、豊かに表情を変える
92式メーサービーム戦車 「ゴジラVSビオランテ」(1989年) H31×W41×D56cm
 
 

 

 

レインボーモスラ 「モスラ3 キングギドラ来襲」(1998年) H40×W261×D115cm
ゴジラの卵 「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」(1967年) H30×W38×D28cm

 

女性が楽しめるポイントは?

「怖ーいゴジラも子どもの頃は愛嬌があってカワイイ」 リトルゴジラ 「ゴジラVSスペースゴジラ」(1994年) H100×W80×D120cm

 ジオラマコーナーには、ゴジラだけでなく女性人気No.1怪獣のモスラも展示します。モスラの極彩色の羽はインスタ映えすることと思います。
 もしあなたがデートで「特撮のDNA」に誘われたなら。なぜ彼が怪獣やメカに興奮し、子どものようにはしゃぐのか、じっくり観察する好機です。そしてあなたがなぜこの展覧会に誘われたのか理由がわかったとき、ふたりの間はグッと近づいているはず。いっそ、ご自分から彼を「特撮のDNA」展に誘ってみてはいかがでしょうか?

会期中は他にもイベント盛りだくさん!

10月後半にはゴジラもやってくる??

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