ロッテ戦の9回、サヨナラ打を許し立ち尽くす楽天・古川=ZOZOマリン

 楽天の古川にとっては、収穫が多いマウンドだった。これまで5回が最長だったが、無四球の3失点で完投。九回にサヨナラ打を浴びてプロ初勝利は逃したが「いい感じで投球ができたことは自信になる」と手応えを口にした。

 140キロ台後半の直球で押し、制球も安定した。八回まで4安打2失点。悔やんだのが同点の九回だった。無死一、二塁から福浦、中村を打ち取り、2死二、三塁まで持っていったが、代打井上に適時内野安打を浴びた。「詰めが甘い。自分はまだまだ」と伏し目がちに言った。

 佐賀・有田工高から入団して4年目。首脳陣から潜在能力を認められている。精神面も成長し「ひどく力むことがなくなった。やっと、自分をコントールできるようになった」と言う。昨季までのように、無理に三振を狙うことも少なくなった。梨田監督は黒星にも「次のステップにつながれば」と笑顔でたたえた。(共同)

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