日本政策金融公庫佐賀支店は、佐賀県の2016年7~9月期の景況を発表し、小企業については「先行き不透明感はあるものの、持ち直しの動きがみられる」と前回から評価を上げた。一方、中小企業に関しては「弱い動きはみられるものの、緩やかに回復している」と評価を下げている。

 小企業の業況判断DIはマイナス20.0、売り上げDIはマイナス14.1で、いずれも前回より改善した。一方、採算DIは低下してマイナス14.1だった。

 中小企業は三つのDIともに悪化した。業況がマイナス4.7、売り上げがマイナス6.2、純益率がマイナス4.7。窯業土石、食品製造、建設業を除く全ての業種が苦戦している。

 同支店は「先行き不安から消費者マインドが上がらない。人手不足が経営を圧迫している」と分析。先行きについては「小企業は悪化が予想され、中小企業は年末商戦の期待感から小売業を中心に上向きになる」とみている。

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