島義勇の銅像を建立する場所。生家に近いことなどから選定した=佐賀市城内

 来年3月開幕の「肥前さが幕末維新博覧会」の推進協議会が5日、佐賀県庁であった。「幕末維新記念館」(市村記念体育館)など佐賀市中心部に開設する有料の3施設の目標来館者数を50万人に設定し、島義勇の銅像建立場所を佐賀市城内の西側となる佐賀城堀付近とすることを了承した。

 幕末維新記念館は映像を駆使して幕末維新期を体感し、佐賀の偉業や偉人も紹介する計画で、前売り入場券は600円。他の有料施設は「葉隠みらい館」(旧三省銀行)と「リアル弘道館」(旧古賀家)で、いずれも前売り300円。全施設入場できるチケットや団体割引もあり、11月中旬から発売を開始する。

 会期は2019年1月までの約10カ月間で、入場料収入は1億円を想定する。佐賀市城内を中心とするメイン会場の来場者は100万人を目標にする。

 島義勇は「北海道開拓の父」と呼ばれた佐賀藩士で、ふるさと納税制度を活用して会期中に銅像を建立する。寄付金の目標は2千万円で、これまで約980万円集まっている。

 会合では、県内全ての小学4年から中学3年までの児童生徒が博覧会を体験できるようバスで送迎する計画や、長崎県が「幕末維新長崎館」(佐賀玉屋)の設置に向けて調整している報告もあった。推進協議会は佐賀県や県内全20市町、関係団体で構成している。

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