鹿島市議会の一般質問は2日までに8人が質問し、九州北部豪雨による有明海の環境への影響などについて答弁を求めた。

 【九州北部豪雨と有明海の環境】九州北部豪雨による大量の淡水が流れ込んだことによる影響について問われた。下村浩信農林水産課長は「海底の貧酸素水塊が大量に発生したことが確認され、サルボウガイなどの2枚貝の生育に影響が出ると推測される。夏場の収入源となるクラゲ漁も不漁だったと聞いている」と説明。さらに、筑後川や筑後大堰(おおぜき)が及ぼす影響については「筑後川からは栄養塩の流入でノリの養殖に役立っていると聞いている。大堰はゲートの下からも流入できるような操作が可能。栄養分の減少は避けられているという判断をしている」と話した。

 【ごみ出し支援事業】高齢者などの日常生活の負担軽減などを見据えたごみ出し支援事業について質問があった。田崎靖保険健康課長は、市内の高齢化率が30・2パーセントに達し、65歳以上の高齢者のみの世帯が、今年4月1日時点で独居1191世帯、高齢者のみで構成される世帯が1153世帯あると説明。超高齢化社会に対応可能な「ごみ出し支援のための戸別収集体制」を構築すべきという指摘に、栗林雅彦根建設環境部長は「以前から十分に協議をしてきた。ステーション回収との兼ね合いや個人情報などにも影響しかねない。今後、関係部署と話し合って前向きに検討していきたい」とした。

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