自民党佐賀県連の留守茂幸会長は5日、東京・永田町の党本部を訪れ、前回2014年の衆院選で区割り改定に伴い比例単独に転出した今村雅弘前復興相を、名簿順位で優遇するよう要望した。同種の要望は3回目。留守氏は「公示前の最後のお願い。今村氏の優遇は県内小選挙区の勝利に欠かせない」と強調した。

 前回は、区割り変更に伴い、比例転出した他県の現職議員は各ブロック1位に優遇されたが、九州ブロックの今村氏だけは小選挙区重複立候補者より下位の31位だった。今村氏は自民が獲得した8議席の最終枠に入った。

 留守氏は、二階俊博幹事長と塩谷立選対委員長の執務室を訪れた。二人とは面会できなかったが、改めて県連の意思を伝えた。応対した林幹雄幹事長代理は「前回のようにはしないから、接戦の佐賀1、2区で絶対勝ってほしい」と応じたという。

 留守氏は取材に対し、「(比例優遇の)手応えを感じた。前回のように屈辱的な扱いを受ければ、小選挙区が大変なことになる」と語った。

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