説明を聞きながら見学する子ども観光ガイド=伊万里市の大川内山

出入りを制限した鍋島藩の関所跡で説明を聞く子ども観光ガイド=伊万里市の大川内山

 伊万里市の小中学生12人が、窯元が立ち並ぶ「秘窯の里」大川内山の魅力を観光客に紹介する「子ども観光ガイド育成講座」を受講している。9月30日は現地で見どころや案内のポイントを学んだ。

 ガイド育成は、子どもたちに地域の歴史や文化を伝え、郷土愛を育む市の「子ども伊万里塾」事業として昨年から行っている。8月から座学や研修を重ね、鍋島藩窯秋祭り期間の11月3日に観光客をガイドする。

 子どもたちは観光ボランティアの会(藤瀬熊喜会長)とともに、色とりどりの焼き物の破片が張り付けられた橋や、原料の陶石を砕いた唐臼小屋などを見学。原料が今は熊本県から運ばれてくることや、道具の名前、使われた年代などを熱心にメモしていた。

 参加した岩本惺良(せいら)さん(立花小3年)は「水の力を使う唐臼小屋が面白かった。ガイドをする日が楽しみ。もっと勉強して、上手に案内できるようになりたい」と当日を心待ちにしていた。

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