英会話やそろばんなど楽しみながら、こどもたちは学習に励んでいる=鹿島市のわいわいコンテナin鹿島

教員の経験を生かし、子どもたちに勉強を教えるブレイズの井上浩幸代表=鹿島市のわいわいコンテナin鹿島

 鹿島市にことし4月開所した民間の放課後児童クラブ施設「わいわいコンテナ」は、納富病院(同市)の関連会社「ブレイズ」が運営を始めて半年が過ぎた。市内には放課後児童クラブが15クラブあり、コンテナでの「わいわいクラブ」は唯一の民間運営。習い事や社会体験などとセットになっているのが特徴で、市内外の小学1~5年生21人が通い、さまざまな経験を積んでいる。

 ブレイズの井上浩幸さん(46)が、納富病院の納富貴院長から「鹿島の子どもたちに何かしてあげられないか」という提案を受け、習い事付きの放課後児童クラブをスタートした。初めは「人が集まってくれるのか不安。1年目だから5人ぐらい来てくれれば」(井上さん)と考えていたが、予想を上回る応募を受けた。井上さんは「放課後の時間を有意義に過ごしてほしい」と思いを込める。

 平日は学校の宿題をしっかりとこなし、ネーティブによる英会話教室や習字、そろばんを学ぶ。隣接するフットサルコートでは、地元クラブの佐賀LIXILFCの選手がサッカーを指導。宿題を終えた後は「先生、外で遊んでくるね」とコンテナを飛び出して元気に遊び回る子や、コンテナ内で静かに読書を始める子どももいる。

 週末には「わくわく大作戦」と銘打って、地元商店でみそ造りをしたり、タケノコ掘りをしたりと豆腐工場の見学やクワガタ取りなどを楽しむ。古枝小などで21年間、教員生活を送ってきた井上さんは「子どもたちの貴重な放課後に時間にいろいろな経験をさせてあげたい。輝く子どもたちの未来に、少しでも力になれれば」と挑戦を続けていく。

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