海の恵みに感謝し豊漁を願った竹崎カニの供養祭=太良町の竹崎観世音寺(町観光協会提供)

 町の名物「竹崎カニ」の供養祭が2日、太良町大浦竹崎であった。太良町竹崎かに旅館組合(川島真悟組合長)が主催し、組合員や飲食店、観光関係者ら25人がこの1年のカニや魚介類の霊をなぐさめるとともに、海の恵みに感謝をささげ、豊漁を祈願した。

 供養祭は今年で42年目。それまで旅館単位で行っていたものをまとめ、引き継いでいる。この日は、竹崎観世音寺本殿で仏事があり、生きたカニを奉納した。澤純滋住職(68)が読経し、参加者が順番に焼香した。その後、竹崎城跡展望台下の海岸からからカニ約150匹を海に放流した。

 川島組合長は「カニがとれない年もあったので、今年の豊漁で有明海のありがたさの実感は大きい。たくさんの人に太良に来てもらいたい」と話した。現在は雄ガニが旬のシーズンで、12月ごろから雌ガニが取れ始める。

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