■教員負担軽減も

 佐賀県教育委員会は、11月から毎月第3日曜日を県内公立中学校の一斉部活動休養日に設定することを決め、各市町教委に通知した。子どもたちが興味関心のあることに打ち込む時間を確保し、教員の勤務負担軽減にもつなげる。県教委によると、同様の取り組みは長崎県に続き全国で2例目。

 対象は県内の公立中と特別支援学校の計99校。県青少年育成県民会議で「家庭の日」と定めている毎月第3日曜日に合わせた。

 通知では、現時点で計画されている公式試合は本年度中は実施可能とする一方、練習や練習試合は積極的に休養日を適用するよう促している。罰則規定はないが、定期的に実態を調査する。中学校での取り組みを検証し、高校への拡充も検討する。

 県は2012年から中学校の部活動で休養日を設けるよう促してきた。各市町への聞き取りではほとんどの部活動で週1回の休養日を設定する一方、学校のある平日を休みとする例もあった。

 県保健体育課は「子どもたちが幅広く物事に取り組むには、ある程度まとまった時間が必要。そのためにも学校がない日を休養日とした」と説明する。毎月休養日を固定することで、生徒だけでなく、教員も余暇を過ごす計画を立てやすくなるとしている。

 一方で、7、9月は第3日曜日が祝日に当たり、振替休日と合わせた3連休を利用して中体連地区大会などが開かれている。保健体育課は「県中体連や各種競技団体などにも直接出向き説明した。一定の理解が得られた」とし、次年度以降は日程調整を働き掛けていくという。

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