10勝目を挙げ、ファンの声援に応えるDeNA・浜口=横浜

緩急つけ自己最多11K

 今季最終戦でルーキーが躍動した。DeNAのドラフト1位左腕、濵口(三養基高出身)が7回4安打1失点で10勝目。新人王へ大きくアピールした。球団のルーキーが2桁勝利を挙げたのは横浜時代の1997年、川村丈夫が達成して以来20年ぶりだ。

 先発で4試合ぶりの白星となった濵口は「最後、いい形で終えられてよかった」とほっとした表情だった。チームは3連勝でシーズンを終えた。

 序盤は直球の制球にやや苦しんだが、変化球を交えながら徐々に修正した。三回は中日の近藤にソロ本塁打を許した後、3連続三振。四回以降は無安打に抑えた。切れのある直球に武器のチェンジアップを織り交ぜ、自己最多の11奪三振。新人王争いのライバル、京田も3打数無安打に封じた。それでも濵口は「新人王についてはあまり意識しない。京田はシーズンを通して活躍した」と謙虚に相手をたたえた。

 三養基高から神奈川大を経て入団。開幕から先発ローテーションに入り、最後まで即戦力の期待に応えた。好投でプロ1年目を締めくくった新人に、ラミレス監督は「大きな勝利。スカウトの方がすごい投手を採ってきてくれたね」と満面の笑みを浮かべた。【共同】

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