3歳の娘の脚を蹴って骨折させたとして、傷害罪に問われたアルバイト従業員の女性被告(28)=唐津市=に対し佐賀地裁は4日、「育児などでストレスを募らせた突発的な犯行。家庭内の関係調整には第三者機関の関与が必要」として懲役1年、保護観察付き執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 吉井広幸裁判官は判決理由で「娘が大声で騒ぐのをやめさせようと考えて蹴った。けがは重大で犯行動機も短絡的」と述べた。一方で5人の子どもの育児や家事、仕事に奔走する中で突発的に犯意が生じたと位置づけ、「日常的に暴力が繰り返される典型的な児童虐待の事案とは様相が異なる」として量刑を考慮した。

 判決によると、被告は4月19日午前11時40分ごろ、自宅で娘の左太ももを蹴って骨折させ、約2カ月の重傷を負わせた。

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