サイバー攻撃の現状や情報流出が発覚した場合の対応などを学ぶ参加者=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県内の中小企業の情報セキュリティー対策を推進するためのセミナーが3日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。県内81の企業や自治体から約130人が参加。講演を通じて増加傾向にあるサイバー犯罪の現状に理解を深め、情報管理の徹底を確認した。

 県警サイバー犯罪対策室の藤井信吾室長が、情報管理の方法やサイバー攻撃を受けた場合の対処法について講演した。情報が流出した際の対応では「関係者への聞き取りは最小限にとどめ、関係するデータなどは証拠として残すように」と呼び掛けた。

 県警生活環境課の担当者は「情報漏えいで人命や財産が狙われる恐れがある」と指摘し、「セキュリティー意識をさらに高めてほしい」と話した。

 情報セキュリティー大手トレンドマイクロの岡本勝之セキュリティエバンジェリストは、近年被害が増加している身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」の現状や対策を紹介。独立行政法人情報推進機構の石田淳一主幹による講演もあった。    

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