記者会見で市長選に立候補しない意向を語る現職の谷口太一郎氏=嬉野市役所嬉野庁舎

 来年1月14日告示、21日投開票の嬉野市長選について、現職の谷口太一郎氏(71)=3期・嬉野町下宿=は3日、記者会見を開き、「出馬しないことを決意した。2月の任期満了をもって退任したい」と立候補しない意向を表明した。

 旧嬉野町長時代から22年間、自治体トップを務めてきた谷口氏は「長期政権はいけないと、(1995年の)町長選に立候補した時から考えてきた。合併もあったため(市民には)今まで我慢してもらった」と述べた。

 市長選を巡ってはこれまでに、いずれも新人の会社社長、藤山勝済氏(66)=嬉野町下野=と元会社員、村上大祐氏(35)=塩田町馬場下=がいずれも無所属での立候補を表明している。

 谷口氏は「いずれかの陣営を応援することはない」とした上で、今後の市政に関し国際観光地化と、増加している高齢者世帯の生活支援を要望した。2022年度に暫定開通予定の九州新幹線長崎ルートにも触れ「より投資効果を上げるためには全線フル規格化しかない。国全体の責任としてぜひフルに」と持論を強調、「後の方に一生懸命やっていただきたい」と注文した。

 谷口氏は1995年に旧嬉野町長選で初当選。2006年、塩田町と合併して誕生した嬉野市長に無投票で選ばれ、14年には藤山氏を破って3選目を果たした。

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