松森靖・佐賀労働局長(右)から「プラチナくるみん」の認定マークの交付を受けた佐賀銀行の田代朗常務(左から2人目)ら=佐賀市の同局

 佐賀銀行(佐賀市、陣内芳博頭取)は、子育て支援に熱心に取り組む企業として、佐賀労働局から「プラチナくるみん」の認定を受けた。2015年度からの2年間で育児休暇の取得率は女性が100%、男性は27・3%に上り、総残業時間はこの2年間で2割削減した。県内企業の認定は15年の佐賀共栄銀行に続いて2社目。

 「プラチナくるみん」は、子育て支援に関する行動計画を策定して「くるみん認定」を受けた企業のうち、より高い水準で取り組んだ企業を認定する制度。全国では3月末時点で118社が認定を受けている。

 佐賀銀行は15年度に2年間の行動計画を策定。育休取得率は女性が90%以上、男性は15%以上とし、1人当たりの時間外労働時間は平均3%以上の削減を目標とした。共働き世帯には、子供1人当たり月1万円の保育手当を支給。16年度からは3人目以降の子供の扶養手当を4千円増額して月額1万2千円にするなど制度を拡充した。

 結婚や出産、育児、介護などを理由に退職した行員が復職できる制度も新たに設け、計画期間内で女性2人が復職した。さらに一般職の女性も管理職ポストに就けるようにし、女性活躍に向けた後押しも行っている。

 同行人事企画部の野口英昭部長は「こうした取り組みによって行員のモチベーションが上がった。今まで男性だけだった法人営業部門にも女性が登用されるなど、人材の活用と組織の活性化につながっている」と効果を話す。

このエントリーをはてなブックマークに追加