佐賀県弁護士会(稲津高大会長)は10月から、法律問題が絡む自殺を防ぐため法律相談窓口を設けた。悩んでいる当事者や自死遺族らを対象に、研修を受けた弁護士が相談に応じる。

 相談の対象は、当事者の借金や離婚問題に加え、遺族が対応する労災補償や損害賠償、不動産トラブルなど。自殺を考える当事者への対応に悩む自治体や福祉施設など関係機関からの相談も受け付ける。

 相談技法など自殺対策の研修を受けた弁護士15人が対応する。弁護士会で相談の申し込みを受け付け、弁護士に連絡して面談の日程を調整する。面談の場所は各弁護士の法律事務所が原則だが、相談者の自宅や病院への出張も検討する。当面は初回無料。

 稲村蓉子弁護士は「自殺の原因となる法律問題を整理することで、根本の解決につながれば」と話す。

 問い合わせや申し込みは県弁護士会、電話0952(24)3411(平日午前9時から午後5時まで)。

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