シリアでの米軍オスプレイ事故などについて県に説明する九州防衛局の岩田和昭企画部長(右)=佐賀県庁

 米軍新型輸送機オスプレイがシリアで墜落した事故を受け、九州防衛局は2日、佐賀県庁を訪れ、現時点で把握している情報を説明した。公式にはオスプレイかどうかを確認しておらず、県の担当者は「能動的に情報収集を」と要請した。

 県庁を訪れた九州防衛局の岩田和昭企画部長はシリアでの事故に関し「中東で有志連合の航空機がハードランディングし、2名の米軍人が負傷した」との記載がある、米軍がウェブサイトで公表したプレスリリース1枚を、公式に把握している情報として提示した。詳細は「確認中」と述べた。

 県の原惣一郎政策部副部長が「防衛省よりマスコミ情報が詳しいが、その差は何か」と質問し、岩田企画部長は「海外の事故で、わが国に配備されているものではなく、詳細はつかみづらい」と釈明した。沖縄県の新石垣空港でのトラブルについても説明した。

 一方、米軍機の事故などが相次いでいることから、県平和運動センターは県に対し、自衛隊機配備計画に反対するほか、シリアや新石垣空港で起きた緊急着陸の原因究明を、国に働き掛けることを求める申し入れ書を提出した。

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