佐賀県の8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から0・03ポイント上昇して1・27倍となり、2カ月連続で過去最高を更新した。1・2倍を超えたのは5カ月連続。有効求人数は前年同月に比べて2桁増となっており、企業の人手不足感の高まりが鮮明になっている。

 佐賀労働局が9月29日に発表した。有効求人数は前年同月比12・6%増の1万8419人、有効求職者数は同0・1%減の1万5136人。正社員の有効求人倍率は0・82倍で、前年同月を0・16ポイント上回った。

 新規求人倍率は、前月から0・46%低下して1・69倍。新規求人数は前年同月比11・5%増の6340人、新規求職者数は同3・4%増の3690人で、7カ月ぶりに増加した。

 主要産業別で新規求人数数を前年同月と比べると、製造が35・1%増と大幅に上昇したのをはじめ、医療・福祉が16・4%増、建設も9・3%増と伸びた。一方、宿泊・飲食サービス業は2・9%減、サービス業は0・8%減だった。

 今後の見通しについて、佐賀労働局は「より好条件の給与や待遇を求め、在職したまま転職先を探す人も増えている。高止まりはしばらく続くだろう」としている。(福本真理)

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