インタビューに答える白水敏光教育長=県庁

■ICT教育、今後も推進

 

 就任から半年を迎えた佐賀県教育委員会の白水敏光教育長(62)が2日、佐賀新聞社のインタビューに応じ、知識や教養にとどまらない「学ぶ力」を育むため、教員出身の経験を生かして学校現場との対話を進める方針を示した。ICT教育については浸透に時間がかかっていると受け止めつつ、「効果を認識している先生が増えている」と評価し、引き続き推進する考えを述べた。

 

 白水氏は4月に教員出身者として初めて県教育長に就任した。「経験があるからこそ、教育現場に施策を伝えることの難しさは理解している。行政とのギャップが生じないように、意義をどう丁寧に伝えるかを考えてきた」と、この半年を振り返った。

 目標とする「挑戦する子を育てる教育」については「授業などを通じて『自己有用感』を高め、主体的に学ぶ環境づくりを進める」と話し、積極的に挑戦する子どもを「褒める」文化を醸成し、学校間の交流を活発化する姿勢を示した。

 ICT教育については、学校や教科によって異なる課題を整理し、セキュリティー対策にも取り組みながら「今まで通り推進していく」と述べた。(聞き手・澤野善文編集局長)

このエントリーをはてなブックマークに追加