きょう9月29日は「来る福」の語呂合わせで「招き猫の日」。招き猫にはいくつか種類があって、右の前足を上げているのは「金運」を、左なら「人(客)」を呼び込む。時々、どちらも呼び込もうと両方上げている猫も見かけるが…◆実はどちらも上げるのは「お手上げ」、つまり降参に通じると敬遠する人も少なくないとか。きのうの国会は、衆院解散を受けて「バンザーイ」と両手を上げる議員の姿が見られた。中には「今度の選挙はお手上げ」と、やけくそ気味のセンセイもおられたかもしれない◆安倍首相は、このタイミングなら野党の準備が整わずに勝てると踏んだようだが、思わぬダークホースが浮上してきた。小池百合子都知事が新党「希望の党」を立ち上げ、「さらば、しがらみ政治」「日本をリセット」の旗を掲げた◆民進党はすっかり浮き足立ち、「小池さんの下で戦おう」と駆け込む。「国難突破解散」と名付けて、勝ち戦をもくろんだ安倍首相は「消費税の使い道を変えるから」と大義を訴えるが、果たして◆招き猫のエピソードから生まれた、滋賀県彦根市のキャラクター「ひこにゃん」は人を呼び込み、経済を潤し、地域おこしのモデルにもなった。さて、この選挙、地方に暮らす私たちにも幸運を呼び込んでくれるだろうか。(史)

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