事務所開きで支持者とともに気勢を上げる岩田和親氏(左)=佐賀市水ケ江

事務所開きで支持者に決意を語る原口一博氏(左)=佐賀市神野東

事務所開きで、ガンバロー三唱をする大串博志氏(中央)ら=武雄市北方町

事務所開きで支援者に声を掛ける中島徹氏(右)=佐賀市水ヶ江

 衆院選の公示を10日に控えた1日、佐賀県内の2選挙区から出馬する4陣営の事務所開きがあった。政権選択の様相を呈す一方、希望の党と民進党の合流問題の行方は見通せない状況が続く。与野党の立候補予定者は足場を固めるように、集まった支持者と決戦に向けて拳を突き上げた。

 

■岩田氏、選挙区議席奪還へ決意

 

 ○…毎回激戦となる1区から出馬する自民前職の岩田和親氏(44)は、佐賀市水ケ江に事務所を開いた。県選出の参院議員や各団体の代表ら約350人(陣営発表)が激励に訪れ、選挙区での議席奪還に向け決意を新たにした。

 岩田氏は、希望の党と民進党の動きを警戒し「そこに政策はあるのか、その先に皆さんの気持ちはあるのか」と疑問を呈し、「地方の声で政策を積み上げていく」と力を込めた。前回は約2500票差で惜敗し「背水の陣で臨む」と結集を呼び掛けた。

 

■原口氏、恩返し 命と生活守る

 

 ○…佐賀1区に希望の党から立候補予定の民進前職原口一博氏(58)の事務所開きは佐賀市神野東であり、後援会や支援団体の関係者ら約180人(陣営発表)が必勝を誓った。

 連合佐賀の青〓直会長は「安倍政権の経済政策で雇用環境は大変な結果になった。倒さないと将来はどうなるか」と支援を呼び掛けた。原口氏はけがで十分な活動ができなかった前回衆院選に触れ「3年前と違い、立ち上がり声を出すことができる。命と生活を守る恩返しの選挙をしたい」と決意を語った。

 

■大串氏、選挙区歩き回った自信

 

 ○…佐賀2区に立候補予定の民進前職大串博志氏(52)は武雄市北方町で事務所開きを行った。希望の党への合流調整が続く中、支持者約300人(陣営発表)と「安倍政権を止めて、代える」と結束を強めた。

 田中源一後援会副会長が「国会で総理に鋭く質問する姿を見て支援することを誇りに思った。負けるわけにはいかない」と訴えた。青〓直連合佐賀会長や田島健一白石町長も駆け付け、大串氏は「今度こそ小選挙区で勝つ。くまなく歩き回ってきた自信もある」と力を込めた。

 

■中島氏、幸福へ粉骨砕身誓う

 

 ○…佐賀1区に立候補を予定する幸福実現党新人の中島徹氏(43)は、佐賀市水ケ江に構えた事務所で、党関係者ら約40人と選挙戦での奮闘を誓った。

 中島氏は消費税減税や佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備賛成を訴え「この地域、子どもたちの未来、皆さんの幸福のために粉骨砕身で頑張っていきたい」と意気込んだ。

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