台車を新調を祝い、「鯛」と記念写真を撮る曳き子たち=唐津神社前

台車が新調された「鯛」を試し曳きする曳き子たち=唐津神社の参道

 11月2日から始まる唐津くんちまであと1カ月。唐津市中心部で1日、台車を新調した5番曳山(やま)「鯛」(魚屋町)の試し曳きがあり、「エンヤー」「エンヤー」の掛け声が本番さながらに響いた。

 1970年作製の台車は、曳山本体を支える木材が古くなるなどしていた。大正期の写真などを基に昔の大きさに戻した。前後の面の幅を20センチ長くし、曳山本体とのバランスがよくなった。曳き子である大工の古賀洋さん(43)らが復元を手がけた。

 2012年の香港への出動で現地で雨に見舞われるなどして傷んでいた本体の一部の塗り替えも施された。

 魚屋町の吉田光志正取締(42)は「後世に伝統を継承していく役目を果たせた。生まれ変わった感じがする」と話していた。

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