5年ぶりに巡行した2台の山笠の前で披露される「ガメ踊り」=唐津市肥前町納所の納所農漁民センター前広場

 唐津市肥前町納所にある住吉神社の秋季大祭「納所くんち」が30日始まった。飾り付けられた2台の山笠が5年ぶりに巡行。秋晴れの空も祝福し、華やかさを引き立てた。お旅所の納所農漁民センター前広場ではユーモラスな「ガメ踊り」と共演した。

 東山笠の「浦島太郎と竜宮城」と西山笠の「鳳凰丸」の2台で、農作などの慶事で巡行する習わしがある。3年ぶりだった前回は同神社の建立750年。過疎化などで巡行自体が厳しくなる中、今回は西山笠の台車新調のお祝い。西山笠世話人長の井上郁造さん(61)は「台車を作り直したのは前回の巡行の直後だったが、やっとお披露目できた」と喜んでいた。

 お旅所でのガメ踊りの奉納では、写真愛好家や見物人が人垣をつくった。地元の男衆4人が男女2人ずつの顔を描いたゴザをかぶり、囃子(はやし)に合わせ、おどけた感じで舞った。

 納所くんちは1日までで、山笠が地区を巡行し、ガメ踊りは午後2時ごろに同広場である。

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