米軍関係者によって点検を受ける新石垣空港に緊急着陸したオスプレイ=30日、沖縄県石垣市

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイ2機が29日に同県石垣市の民間専用の新石垣空港に緊急着陸した際、1機の右側エンジン付近からオイルが漏れていたことが30日、分かった。米軍は同日、機体の点検を続けた。オスプレイは事故やトラブルを相次いで起こしており、沖縄県内で不安と反発が高まっている。

 石垣市消防本部によると、吸着シートで漏れたオイルを地面から取り除いたり、右側エンジン下に容器を置いたりした。米兵らはプロペラを前方に倒し、右のエンジンカバーを開けて内部を確認するなどした。

 防衛省沖縄防衛局などによると、軍事演習のためフィリピンへ向かっていたオスプレイ1機の計器に、異常を知らせる表示が出た。この機体は1日以降も駐機し、整備が続く見込み。離陸時期は不明。異常がなかったとみられる1機は近く離陸するもよう。

 普天間所属のオスプレイは昨年12月、沖縄本島沿岸部で不時着し大破。8月には大分空港でエンジントラブルのため緊急着陸した。【共同】

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