トヨタ紡織九州-湧永製薬 後半、トヨタ紡織九州の酒井翔一朗(手前右)が相手に引きずられながらもシュートを決め、20-22とする=神埼市の神埼中央公園体育館(撮影・米倉義房)

 第42回日本ハンドボールリーグ第6週は30日、神埼市の神埼中央公園体育館などであり、男子のトヨタ紡織九州レッドトルネード(神埼市)は湧永製薬(広島県)に30-31で惜敗した。通算成績は1勝1分け5敗。順位は変わらず暫定8位。

 トヨタ紡織九州は、CB金東喆(キム・ドンチョル)やRB松浦慶介らを得点源に前半優勢を保ち、15-13とリード。後半は開始早々逆転され追う立場となり、終盤にいったん追い付いたが、あと一歩及ばなかった。

 トヨタ紡織九州は第7週最終日の15日正午から、香川県高松市の香川総合体育館でトヨタ自動車東日本(宮城県)と対戦する。

 

■前半のリード守れず

 

 期待が高まったホーム初勝利は、またもお預けとなった。トヨタ紡織九州レッドトルネードは前半のリードを生かしきれず湧永製薬に1点差負け。石黒将之監督は「後半立ち上がりのディフェンスがうまくいかず、追うパターンになってしまった」と唇をかんだ。

 191センチ超の成田幸介ら長身選手を擁す湧永製薬に対し、堅守の出来が問われた試合。開始直後はPV酒井翔一朗が成田のシュートを連続で阻止し、CB金東喆の先制点で主導権をつかんだ。

 相手の攻撃ミスにも助けられながら、前半は1~3点差でリードを保ち続けて耐えた。しかし後半開始3分までに3連続失点で逆転されてからは、成田を止めようとした選手がファウルで一時退場となるなど苦しい守りに。

 24分にいったん29-29と追い付いくも突き放され、ラスト20秒の反撃で再びつかんだ同点のチャンスはパスミスで万事休す。攻守に奮闘した酒井は「速攻は練習通り出ているが、もっとチームの意識を改善し、運動量も増やさなければならない」と語った。

 次のリーグ戦は半月後。石黒監督は「最後の詰めさえ乗り越えれば…。国体を挟むので、リフレッシュして臨みたい」と気持ちを切り替えていた。

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