サントリー地域文化賞の贈呈式で受賞の喜びを語るフォーラム鹿島の坂本鉄也代表世話人=東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京

 地域文化の発展に貢献した活動をたたえる第39回サントリー地域文化賞(サントリー文化財団主催)の贈呈式が29日、都内で開かれ、鹿島市の「鹿島ガタリンピック」ほか4団体に、記念の盾と200万円が贈られた。県内団体の受賞は18年ぶり4件目。

 鹿島ガタリンピックは、鹿島市七浦の日本一干満差が大きい有明海の干潟を舞台にした大運動会。まちおこしグループ「フォーラム鹿島」を結成し、1985年の第1回大会を開いた。予算70万円、参加者6千人で始まったイベントは今年33回目を迎え、県内外から3万人が訪れる。

 選評では「よく名前負けと言われるがこれは名前勝ち。大人の童心を揺さぶり無我夢中で泥とたわむれ、笑いを生む。これほどクリーミーで柔らかい干潟は鹿島の海辺にしかない。どこででもできそうだが、鹿島でしかできない」と高く評価された。

 受賞のあいさつをしたフォーラム鹿島の坂本鉄也代表世話人は「高速道も新幹線も通らない鹿島を盛り上げるため、先輩たちが観光資源として弱かった有明海で何かできないかと考えた。先輩たちの意志は酒を飲みながら受け継いでいる。これからも泥んこになって財産を次の世代につないでいきたい」と喜びを語った。

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