九州農政局佐賀県拠点は29日、9月15日現在の調査に基づき、2017年の佐賀県産米の作況指数(平年=100)が「やや良」の104になるとの見通しを発表した。おおむね天候に恵まれたことが要因で、このまま確定すれば「やや良」となるのは104だった01年以来16年ぶりとなる。

 地域別の作況指数は、唐松・伊西地区の「松浦地帯」が105、それ以外の佐賀地帯」は104だった。

 田植え期以降、高温と十分な日照時間に恵まれるなど比較的良好な気象条件が続いたことが要因。10アール当たりの予想収量(単収)は541キロを見込み、13万2千トンの収穫を予想する。

 全体の作付面積(青刈り面積含む)は前年と同じ2万6400ヘクタールで、うち主食用は2万4400ヘクタールになる見込み。

 秋雨前線による日照不足や台風など、今後の気象条件に左右される可能性もあるほか、大量発生の警報が出ている病害虫「トビイロウンカ」の影響も懸念される。九州農政局佐賀県拠点は「最近は稲の坪枯れがやや増えてきている。今後の被害状況を注視していく必要がある」としている。

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