全国大会に向けて練習に励む井上綾奈さん=小城市の自宅

 致遠館中1年の井上綾奈さん(12)=小城市=は、先月福岡県で行われたヤマハエレクトーンコンクール九州大会を勝ち抜き、12月に全国大会への出場を決めた。

 3歳からエレクトーンを始めた井上さんは、大会前は1日に8~10時間も熱心に練習に打ち込む。過去にも全国大会に2回駒を進めたが、今年は初めて出場する中学生部門で「発表があった時は驚いて、自分の名前が呼ばれたと分からなかった」と笑う。

 エレクトーンは両手両足を駆使し、バイオリンやピアノなどさまざまな楽器の音を1台で再現して演奏する。オーケストラの楽譜を取り寄せて、どの部分でどの楽器の音を弾くか曲構成を考えることから行うこともあるという。井上さんは「指揮者になったような気分」と目を輝かせ、九州大会ではグリーグの「交響曲ハ短調第4楽章」を披露した。

 12月2、3の両日にNHK大阪ホールで開かれる全国大会には、全国から勝ち上がった強豪と海外からも出場者が集まる。井上さんは「後悔しないように、しっかり練習して挑みたい」と意気込んでいる。

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