特別企画展の大型看板

北内郭の夕焼け

 秋に入って、夕空が特に美しい季節となりました。しかし、美しい夕焼けはほんの短い時間で終わってしまいます。アッ、綺麗! と思ってカメラを取り出している間にも空の色はどんどん変化していきます。秋の夕焼けは待ってはくれません。

 この色の移り変わりは季節を語ります。日の出と日の入りで一日の長さを決めていたであろう弥生時代。今よりももっと夕焼けを見る機会が多かったのではないでしょうか。吉野ケ里で夕焼けを見ていると、2000年の時間差が消えてしまいそうな気がします。

 今、吉野ケ里歴史公園では、秋の恒例となっている特別企画展が開催されています。今年のタイトルは『よみがえる邪馬台国』「邪馬台国と筑紫の宝庫 朝倉」です。朝倉地域は、邪馬台国九州説で「邪馬台国」の有力候補地である筑後地域や八女地域の北側にあたり、その所在地を考える上で重要な地域です。その朝倉地域の貴重な品々が展示されています。

 また今回は、岡山県から出土したさまざまな遺物も展示され、思わず「えっ、これ何?」って言ってしまいそうな不思議な物もあります。今年も面白いですよ。(吉野ケ里ガイド・福田 幸夫)

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