大村秀章氏、小池百合子氏、松井一郎氏

 新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事、大村秀章愛知県知事が30日夕に大阪市のホテルで共同記者会見する方向で調整していることが分かった。衆院選での連携に関する内容とみられ、前後して共通する政策に関する協議が進む可能性もある。日本維新関係者が29日明らかにした。

 希望の党の細野豪志元環境相は日本維新について「政策的な部分での親和性は相当ある」と共同歩調を取る可能性に言及。静岡、愛知両県の知事との連携にも期待を示していた。

 松井氏も「政策が一緒だから、無理やりぶつかる必要はない」と発言、衆院選での希望との選挙区調整に含みを持たせている。ただ民進党が丸ごと、希望に合流した場合、維新と希望との連携は不可能との認識を示している。維新関係者は「東京は希望、大阪は維新というすみ分けが現実的だ」と話している。

 また小池氏は2019年10月に予定される消費税率の10%への引き上げを凍結すべきだとの考えを示すなど、自民党との違いを鮮明にしている。日本維新も衆院選のマニフェストに消費増税反対を明記する方針。両者には地方分権の推進などでも共通する政策が多く、選挙区調整に加え、政策のすりあわせが行われるとの見方がある。

 27日夜には細野氏と大村氏が今後の協力の在り方を巡って東京都内で会談。大村氏も日本維新幹部と都内で会談するなど、連携に向けた動きが進んでいた。【共同】

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