唐津市の坂井俊之市長が代表を務める自民党支部の献金問題で、政治資金規正法違反容疑で坂井市長を告発していた市民グループ「唐津をよくする会」は16日、佐賀地検の不起訴処分を不服として、検察審査会に審査を申し立てた。

 よくする会は、同支部が2013~14年に企業・団体献金を市長個人の後援会に寄付したのは迂回(うかい)献金に当たるのに、捜査結果の説明がないのは不当としている。また、「政治家の疑惑が見逃されると悪(あ)しき例がまん延し、市民が政治や検察への不信を募らせる」と指摘している。

 木村眞一郎共同代表は、市政治倫理審査会が違反と判断したことも踏まえて「不起訴になるのはどうしても納得できない。市民目線での厳正な判断を期待している」と述べた。

 検察審査会は、有権者から無作為に選ばれた11人の審査員が不起訴処分の当否を検討する。

 地検は11月21日、市長を嫌疑不十分で不起訴処分にしていた。

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