つるされた菓子を口でくわえるのに苦戦する生徒=佐賀市の佐賀商業高

選手宣誓する石黒さん(右)と武富さん=佐賀市の佐賀商業高

棒を持って椅子を一周する生徒たち=佐賀市の佐賀商業高

仲間に声援を送る生徒たち=佐賀市の佐賀商業高

 定時制高校生による「夜の体育祭」が27日、佐賀市の佐賀商業高校(吉松幸宏校長)であった。生徒と職員56人が、障害物競走や長縄跳び、リレーなど6種目の競技で競い合い、夜の体育館に大きな歓声が響いた。

 企画・運営のほとんどを生徒会が中心になって取り組んだ。今年は創立110周年の節目で、生徒たちは「例年より思い出に残る体育祭にしたい」と意気込んだ。

 午後6時に開会し、生徒会長で赤組団長の武富妃美希(ひびき)さん(18)と青組団長の石黒有里亜(ゆりあ)さん(18)が選手宣誓。学年対抗の長縄跳びでは、縄に引っかかってもみんなで協力して何度も挑戦した。全員が参加した最後のリレーでは、バトンの落下や転倒などハプニングがありながら走り抜く仲間たちに声援を送った。

 病院で働きながら通学し、将来は作業療法士を目指す武富さんは「自分たちで動いて企画できるのは定時制ならでは。団長の責任が果たせた」と振り返り、「相手の気持ちを考えて動くことを学んだ。将来に生かしたい」と体育祭で得た“収穫”を語った。夢は保育士という石黒さんは「みんなの笑顔が見られてよかった。まとめる力が身についたので、保育士として子どもをまとめることにも役に立つ」と、さわやかな笑みを浮かべた。

 【写真】つるされた菓子を口でくわえるのに苦戦する生徒=佐賀市の佐賀商業高

 【写真】選手宣誓する石黒さん(右)と武富さん

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