世界が抱える問題について討論する米国と日本の高校生たち=米国・プリンストン大学

ホームステイ先で生活を共にした古川智月さんと米国のルームメイト=米国・プリンストン大学

 武雄高校2年の古川智月(ちるな)さん(17)=西松浦郡有田町=が7月16日から8月6日、米国で開かれた「AIU高校生国際交流プログラム(高校生外交官)」に参加した。同国の保険会社が実施したプログラムで、世界銀行や国連本部などを見学。「高校生外交官」として米国の高校生との討論会にも英語で臨んだ。20日間の活動を通して感じたことを古川さんに寄稿してもらった。

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 見学した世界銀行や国際通貨基金(IMF)では、そこで働く日本人の方から説明を聞く機会がありました。世界各国が良好な関係を築くためにどんな協力ができるのか。経済的な側面からもアプローチできることを知り、とても刺激を受けました。

 ■「真の交流」

 ホームステイ先では、アメリカ人のルームメイトと一緒に10日間を過ごしました。自分の弱さや強みをすべてさらけ出し、人として互いに向き合う“真の交流”ができたと思います。文化や言語の壁もありましたが、別れ際には涙がこみ上げてくるほど強い絆を結ぶことができました。

 討論会に向けて、4カ月前から準備を進めてきましたが、実際やってみると、やはり英語でのディスカッションは難しかったです。でも、一緒に登壇した日本人のみんなも積極的に意見交換し、自分では気づかない、たくさんの意見に触れることができました。

 20日間で一番学んだことは、失敗を恐れずに何事にも挑戦する大切さです。参加する前は失敗するのを人から見られるのが嫌で、いろいろなことから逃げてきました。「何事にも挑戦する」と目標を決めて参加した後も、苦労することがたくさんありました。

 ■挑戦

 新しいステージに進みたいという気持ちはあっても、やっぱり恥ずかしさの方が勝ってしまうこともありましたが、同行したカウンセラーの方から「挑戦をしなかったらゼロのままだけど、挑戦することで0.1でも得たのならそれは失敗ではない。だから恐れないでチャレンジしてみて!」とアドバイスをもらい、気持ちが軽くなりました。その言葉に背中を押されて何事にも挑戦することができました。これからもいろいろなことにチャレンジしていきたいです。(武雄高校2年、古川智月)

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