森をイメージした壁画で彩られたこどもセンター=佐賀市鍋島の佐賀大学医学部附属病院

 佐賀大学医学部附属病院は27日、東病棟の改修工事の完了を受け、内覧会を開いた。特別室病棟として個室16室を設け、子どもセンター(小児病棟)には学生が手がけた温かみのあるアートを取り入れた。10月1日から運用を開始する。

 新設した個室は7階で、広さや使用料が異なる4タイプがある。病棟入り口にはオートロック式の扉を設け、プライバシーやセキュリティーに配慮している。無料のインターネット接続サービスなどもある。

 2階の子どもセンターは、芸術地域デザイン学部の学生が制作したホスピタルアートを採用した。森をイメージした壁画で廊下を彩り、各病室の入り口には動物をモチーフにしたプレートを設置した。プロジェクトリーダーの岩崎千万理さん(19)=2年=は「つらい入院生活の中で、少しでも楽しい時間を過ごせるよう工夫した」と話す。

 病院の再整備は2012年に着工し、これまでにヘリポートを併設した南診療棟、北病棟が完成し、西病棟、東病棟の改修も終了した。外来棟や高エネルギー治療棟の改修が残っており、23年度末の完成を目指している。

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