オプティムが佐賀大学内に設ける「イノベーション・パーク」の主要施設完成図(オプティム提供)

 ソフトウエア開発のオプティム(本店・佐賀市、菅谷俊二社長)は、最先端技術の研究・情報発信拠点「オプティム・イノベーションパーク」を佐賀大学本庄キャンパス(同市本庄町)に10月20日に開設する。IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、ロボットの共同研究を推進し、新たなビジネスモデルを構築していく。

 オプティムと佐賀大学は2015年の農業IT化を皮切りに、医療やノリ養殖に最先端技術を取り入れて生産性を上げる研究に取り組んできた。

 今回、研究開発施設やドローンの実証実験場を大学内に新たに設け、教員や学生との連携を強化し、人材育成、新産業の創出につなげる。大学近くにあったオプティムの本店もパーク内に移転する。国立大学内に東証1部上場企業が本店を構えるケースは国内で例がないという。

 パーク内には、IoTやAIなどの技術やサービスに触れられるパビリオン(展示場)、IT農業で栽培した野菜などを使った料理を提供するカフェも併設する。地元の住民や子供たちが最先端技術に触れてもらう機会をつくるという。

 佐賀大学の学術研究協力部は「学内に施設ができることで、共同研究がより進めやすくなる。移動時間が短縮でき、教員と膝をつき合わせて議論ができる」と効果を期待し、「互いの強みを生かしながら、佐賀発の新しい技術を発信していきたい」と展望する。

 オプティム広報は「地域と先端技術が融合したイノベーションの起点になる。佐賀から第4次産業革命を起こしていきたい」と抱負を語った。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加