建設会社の女性技術者などが働きやすい職場環境について意見を交わした=佐賀市の県庁

 佐賀県内の建設・土木業界で働く女性技術者の意見交換会が21日、佐賀市であった。建設会社や土木事務所、九州地方整備局の出先機関などから27人が参加し、女性が働きやすくなるための工夫や育児との両立について意見を交わした。

 建設会社の技術者は「建設現場で女性専用の休憩室やトイレが完備され、働きやすくなった」と以前からの改善点を報告。育児との両立については「早く帰宅できる制度があれば」「会社の配慮や職場の理解が必要」などの意見が出た。

 総務省や業界団体によると、建設業の女性就業者数は全国で約75万人。うち技術者は約2万人にとどまる(2016年度末)。県内でも約5千人の女性が働く一方、事務職が大半で技術者は少ないという。

 建設業界では技術者不足が慢性化しており、国土交通省と県、県建設業協会が女性確保や育成に役立てようと意見交換会を開いた。

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