2017年1月1日時点で20歳の新成人は123万人となることが31日、総務省の人口推計で分かった。16年よりも2万人多く、2年ぶりの増加となった。総人口1億2686万人に占める割合は0・97%で、7年連続で1%を下回った。酉(とり)年生まれの年男と年女は合わせて943万人だった。

 新成人は男性が63万人、女性が60万人。親が1971~74年の第2次ベビーブームに生まれ、人口が多い世代に当たることが増加の要因とみられる。

 ただ少子化の流れの中、新成人人口は95年以降、全体的には、減少傾向が続いている。15年は微増したものの、14、16年はいずれも121万人で、統計がある68年以降、最少となった。

 酉年の人口は、十二支の中で最も少ない。終戦の年(45年)が酉年だったことや、1次(47~49年)、2次のベビーブームのいずれとも重なっていないためだ。男女別では、男性が457万人、女性が486万人。

 酉年生まれの著名人には、女優の黒柳徹子さん(33年)や衆院議員の小泉進次郎さん(81年)、卓球女子五輪メダリストの石川佳純さん(93年)らがいる。

■県内は150人増え8841人

 2017年の佐賀県内の新成人は8841人で、前年より150人増えた。ただ、ピーク時の1970年(1万7127人)以降3番目に少なく、9年連続で1万人を割り込んでいる。

 新成人は96年4月2日から97年4月1日生まれで、男性4364人、女性4477人。県が11月1日現在の市町の住民票に基づいて集計した。人口流出の目安となる中学卒業時(11年度)の人数は9095人で、新成人はそこから254人減った。

 市町別では佐賀市の2479人が最も多く、唐津市1145人、鳥栖市736人、武雄市581人と続く。最少は杵島郡大町町の62人。

 成人式は1月3日の多久、武雄の2市と西松浦郡有田町を皮切りに8日まで県内20市町の38会場で開かれる。佐賀、唐津、小城市は合併前の旧市町村単位で実施する。

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