神社に奉納されたブリに御神矢で切り目を入れる「調理の儀」を行う草場昭司宮司=佐賀市の佐嘉神社

 佐賀市の佐嘉神社で31日、大みそか恒例の鰤(ぶり)祭が行われた。近海の脂が乗ったブリ16匹を祭壇に奉納し、商売繁盛や大漁を願った。

 草場昭司宮司がブリに御神矢で切れ目を入れる「調理の儀」を行い、水産業者が来年の漁獲高の向上を祈願した。参列した佐賀魚市場の馬場崎栄次市場長(62)は「年々、漁獲高が下がってきているので、新年が漁業界にとって良い一年であってほしい」と期待を込めた。

 鰤祭は佐賀藩祖の鍋島直茂が朝鮮出兵から戻った大みそかに、ブリが船に飛び込んできたことを受けて「武威(ブリ)が上がった」と喜んだことに由来する。

 佐嘉神社は正月三が日の人出を例年通り35万人と見込んでいる。

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