「五輪出場の夢に近づきたい」と練習に励む田中龍馬さん=佐賀市の昭栄中

 昭栄中柔道部の主力メンバーで、昨年8月の全国中学校体育大会では男子個人55キロ級で優勝。リオデジャネイロ五輪の7人制ラグビーで活躍した副島亀里(かめり)ララボウラティアナラ選手と並んで佐賀市スポーツ功労賞を受賞した。「五輪出場はまだ夢の段階。目標と言えるところまで自分を磨きたい」。毎日の練習に熱が入る。

 祖父の勧めで小学1年から柔道を始め、稽古に励んだものの、初めは目立った成績を残せなかった。ただ、中学で組手を学ぶようになって頭角を現し始めた。県立高校への出稽古で格上に胸を借りることも。「何回投げられても、1回は投げたい」。素直な性格でのみ込みが早く、負けん気の強さが力を高めた。

 心がけているのは一本を取る柔道だ。得意技は袖釣り込み。先手必勝で一本を狙う。優勝した全国大会も袖釣り込みを武器に、試合を優勢に進めた。東京五輪のときは18歳。「応援するだけでは満足できない。その次の五輪には自分もという気持ちもある」。夢に近づきたいと闘争心を燃やす。

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