得意の平均台の練習をする籾井野々華さん=鳥栖市の鳥栖高体操専用体育館

 小学1年のとき、姉と兄が通う鳥栖体操クラブの練習について行った。段違い平行棒の演技を見て「あんなふうにできたら」とあこがれ、翌年入会した。

 初めは体が硬くて基本となる開脚が全くできず、5年生くらいから平均台が怖くなった。辞めたいと悩んだが、「先輩や友達に支えられた」と振り返る。

 怖かった平均台は今では得意種目に。演技時間は1分30秒。演技の入り技は助走を付けて側転した勢いでロイター板を両足で強く蹴り、伸身の後方宙返りで平均台に上がる。身長140センチと小柄だが、この大技で会場の視線を集め、つま先まできれいに伸びた体の線の美しさで魅了する。

 昨年8月の九州中学体育大会は種目別の平均台で優勝し、11月の県新人戦は個人総合優勝した。今後の課題は技の難度を高め、試合でも、いつも通りのノーミスの演技をできるようになること。リオ・オリンピックを映し出すユーチューブを見ながら「夢は東京オリンピック出場」と気持ちを高めている。

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