熱気球世界選手権の外国人選手に茶道部の仲間と抹茶をふるまった菊地未紗さん。「おもてなしの心が広がれば」と話す=佐賀市の佐賀清和中

 佐賀市で19年ぶりの開催となった昨秋の熱気球世界選手権。外国人選手に日本の心を感じてほしいと、茶道部の部員30人で抹茶をふるまった。知っている英単語を並べて会話し、「リアリーデリシャス(本当においしい)と言ってもらい、うれしかった。心が通じると思った」とほほ笑む。

 母と祖母が茶道に親しみ、仲のいい先輩も茶道部だったため、中学進学と同時に入部した。茶道の魅力は「時間の流れを楽しめるところ」という。

 東京五輪の招致活動では滝川クリステルさんの「おもてなし」のプレゼンテーションが共感を呼んだ。「お茶を飲んでくださる人がいるから、お茶をたてることができる」と、相手への気遣いやおもてなしの心の大切さを胸に刻む。

 日本発祥の柔道や剣道が世界中で親しまれている一方、茶道については「体験できる場がまだ国外に少ない」と実感。世界中から選手や観光客が訪れる東京五輪が、日本の素晴らしさを知ってもらう機会になると思っている。

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