2月の全国大会を目指し、練習に励んでいる中森菖子さん=佐賀市富士町の天山スキー場

 全九州ジュニアスキー選手権のジャイアントスラローム女子総合で昨年まで2連覇。西日本大会でも2位の実力を持つ。目の前の目標は、2月の中学生の全国大会に出場して上位半分に入ることだ。

 競技歴50年になる祖父の峯孝廣さん(80)に連れられ、3歳からゲレンデへ。「今は傾斜への恐怖心もなくなり、スピードを感じて気持ちいい」と話す。3人きょうだいの真ん中で、二つ上の兄に追いつこうと力を伸ばしてきた。

 佐賀ジュニアの練習のほか、家族でもスキー場に出向き、年間30日ほど滑る。昨シーズン、全国大会に初挑戦し、雪国の選手とのレベル差を痛感した。練習環境が違いすぎて「九州に生まれたのが悔しい」と考えるのも無理はない。

 競技ではコブの克服が課題。出場順が遅くなるほどコースにコブができ、技術がないとそこではね飛ばされる。夢はオリンピック出場。「親にだめって言われているけど、北海道の高校に進んで、毎日スキーがしたい」

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