日が暮れるまで波に乗る西村いちごさん。今年はプロ資格の取得に挑戦する=唐津市湊

 「自然と一緒に遊んでいるみたい」。波に乗る魅力をそう表現する。幼い頃から慣れ親しんだ唐津の海で技を磨き、昨年は全日本サーフィン選手権のガールズ部門(17歳以下)で決勝進出を果たした。今年は日本一が目標だ。

 父や兄も選手というサーフィン一家に育ち、3歳で競技を始めた。授業が終わるとすぐ海に向かい、日が暮れるまで波に乗る。週末にはいい波を求めて宮崎に行くことも。学業との両立は大変で、「テストが終わったときのサーフィンが一番調子がいい」と笑う。

 日本ランキング7位。ライバルに差をつけるため、軸がぶれずに高度な技を決められるよう筋力や体幹を強化している。今年4月にはインドネシアのバリでプロになるための大会にも挑む予定。世界で活躍するトッププロという将来の夢に向け、第一歩を踏み出す。

 サーフィンは2020年東京五輪の正式種目に採用された。「(五輪は)まだまだずっと先にあるけれど、出られるようなすごい選手になりたい」

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