「野球競技の通訳ボランティアとして東京五輪に関われたら」と話す大財英寿さん(左)=多久市の多久中央中

 「ここはグランド・マザー(祖母)よりも、グラン・マ(おばあちゃん)と発音したほうがニュアンス的に伝わるよ」

 中学校のALTマイカ・キリアンさん(30)のアドバイスを受けて原稿を仕上げ、昨年9月の中学生英語弁論佐賀県大会で準優勝を果たした。さらに英語力を高めたいと張り切っている。

 中学1年のとき、インターネットで同い年の人が流ちょうに英語を話す姿を見て「自分もしゃべりたい」と強く思った。日本人英会話のネット動画で発音を覚え、家では3歳年上の兄と簡単な英会話を交わす。東京での全国大会は、自分よりはるかに上を行く同世代の英語の弁論術に驚かされた。「もっと磨かないと」と謙虚に語る。

 野球部ではレギュラーとして活躍した。野球競技が復活する2020年の東京五輪は大学生になっているはず。「野球競技で通訳ボランティアがあればぜひ応募したい。それもステップに、英語を通じて視野を広げたい」と夢を描く。

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